雲の上はいつも晴れ

シングル21年目 子供達三人はようやく自立? これからが自分の人生と信じたいシニアです 

睡眠薬でも眠れない夜は・・・。


「夜に眠れない」なんて経験したことがなかったけれど、子供が成長するにつれて1人では抱えきれない悩みで、早朝に不安感で目が覚める日も出てきました。

眠れない原因はいくつかありましたが、共通するのは「子供」です。

子供が離れていく恐怖にも近い孤独だったり、子供の将来に対する不安だったり。文字にするとなんてことないのですが、20年間の完全ワンオペ育児でガチガチに子供に依存していたのかも知れません。また、子供3人が完全に自立してくれないと私はいつまでも養えないという現実もあります。「自立して安心させて。でも離れないで。」というややこしい母親なんでしょうね(>_<)。

眠れなければ起きていればいいと思っていましたが、起きていても不安でいてもたってもいられない・・・。これが冬ならまだしも、夏場だと翌日の激務に耐えられないのではというプレッシャーでさらに追いつめられます。

こうなると病院のお世話にならないとダメですね。心療内科でもらったのは漢方薬睡眠薬です。漢方薬は薬で解決できる問題ではないのでイマイチでしたが、睡眠薬は役に立ちました。眠れないかもという不安がなくなるからです。

ただ年末の次男からの縁切り宣言のラインでは、心が半端なく折れました。案の定、眠れない。睡眠薬を飲んでウトウトしても、息が出来なくなる感覚で眠れませんでした。かといって起きてても、たった一人の家の中でさらに不安なり、いてもたってもいられなくなる。

そこでどうしたか・・・。夜中の2時頃でしたが、実家に行きました。両親は80代と90代で健在ですが、父は年相応の認知症です。両親と同じ部屋で布団を敷いて横になりました。父が何度かトイレに行く声も気にならず、朝まで眠ることができました。両親と寝るなんて覚えてる限り小学生以来かも知れません。

でも両親でなくても良かったように思います。隣の部屋に誰かがいれば。心が離れていても夫がいれば夫でも良かったのかも・・・。う~ん「夫がいたら」という想像は、いない年月が長過ぎて想像出来ません。

睡眠薬でも眠れない夜は、枕を持って行けるどこかがあれば良いですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。